ダウ理論について
ここでは、FX並びに、仮想通貨、株も含めたトレードに不可欠な要素を説明したいと思います。
ダウ理論と言われる考え方があります。
チャールズ・ダウという証券マンが開発した理論です。テクニカル分析の先駆けですが、1851年と半世紀前にかかわらず今でも多くのトレーダーが相場の分析で必要不可欠な理論だと言われています。
私のトレードで、この理論を活用しています。
難しく考える必要はありません。
図で説明すると下の図を見てみて下さい。
このように、高値が切下り、安値が更新していく状況だと、下落トレンドが発生していると考えます。安値が更新すると高値が切り下がりやすいと覚えて下さい。
上の図のように、高値が更新して、安値が切りあがる場合は、上昇トレンドが発生していると考えます。
どの時間足でも機能しています。
ダウ理論の使い方
ダウ理論の使い方についてここでは説明したいと思います。
ダウ理論を理解する必要性ですが、これは市場が現在どちらに向いているのかを知るために必要な材料になります。
相場の流れを理解してエントリーポイントを探すのは大変重要なことになります。
基本的には、相場は多数決です。
上昇すると考える人が多いと上昇しやすくなります。また、下落すると思う人が多いと下落します。
要は流れに乗らないとダメだということですね。
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ダウ理論の中で、最も重要な理論です。これはFXのチャート分析にもあてはまる、基本とも言えるような理論です。明確なトレンドが発生したら、トレンド転換のサインが出るまでは、トレンドフォローの取引ができるという根拠になっています。これは非常に重要な法則です。つまりダウ理論で明確なトレンドサインが出るまで継続するという考えです。
利食いのポイントや損切りのポイントを検討するときに必ず必要な概念になるので必ず頭に入れておいて下さいね。
ダウ理論の見方について
ダウ理論で重要なポイントについて話して行きます。
ダウ理論で重要なポイントは、起点をどこにするかですがしたの図を見てみて下さい。
最安値を作った起点を基準にします。この水準を超えるまでは、トレンドは変化していないと見ます。
下の図を確認してみて下さい。
この場合は、最高値になった起点が基準になります。これを上足(週足、日足、4時間)と下足(1時間、15分、5分)を見て流れを確認します。
基本的には、上足の流れに逆らわない方向でエントリーを考えますが、ときには、週足、日足では上昇、しかし、
4時間、1時間足では、下落トレンドになっている場合があります。
その場合でも上足のトレンド中心に考えるかというとそうではありません。
ここでは、マルチタイムフレーム分析でスキルUPできる方法という考えを理解する必要があるので、是非そちらも勉強してみましょう。
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