トレードのレベルが上がる 移動平均線の使い方
ここでは、移動平均線について紹介します。
プロのトレーダーの多くが利用している移動平均線というツールがあります。多くの場合は、短期線と長期線がクロスしたので売りだとか、移動平均線のタッチしたので売りだとか、いろいろな方法があります。
しかし、そんな事はどうでも良いことです。多くの場合は使い方をよく理解していない場合が多いです。
移動平均線とは何か?
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。 その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。 代表的なテクニカルチャートのひとつで、価格の傾向や流れなど、相場の方向性を見る手掛かりとなります。
つまり、移動平均線により方向性を知ることができるツールなんです。
但し、長期線と短期線がクロスしたことによりゴールドクロスと呼んで、買いでエントリーという手法がありますが、そのなことは忘れて下さい。(意味がないです)
移動平均線も実は、ダウ理論に基づいています。
あくまでも方向性を知ることのできるツールです。
移動平均線の使い方について
僕は、通常 移動平均線は、3本表示させています。
色々な設定がありますが、自分に合う設定で大丈夫です。
短期線(20日)
中期線(81日)
短期線(200日)
以上のような設定にしてありますが、皆さんの自由な設定で大丈夫です。
下のチャート見てみて下さい。
短期の平均線は、上がったり、下がったりと変化しますが、中期と長期の平均線では、しっかりと方向性を捉えているのが分かります。
また、移動平均線を使えば、売るエリアと買いエリアが明確になり、間違ったトレードを少なくなります。
この上のチャートのように、売りを考えるエリアと買いを考えるエリアが明確にわかるかと思います。このように平均線を使えば明確な方向性を理解できるようになります。
今、売るをか投げるべきなのか、買いを考えるべきなのか視覚でわかるので大変便利です。
移動平均線を組み合わせたグランビルの法則というのもあるので、この使い方が理解できればさらにトレードレベルは上がりますので、是非理解できるまで勉強しましょう。
基本的には、ダウ理論と同じですが、この移動平均線を活用すれば容易に、方向性を知ることができます。
利食いポイントしての活用
僕が利用しているのが利食いのポイントにこの移動平均線を活用しています。
エントリーポイントも大事ですが、当然、利食いポイントも大変重要なポイントになります。
損小利大のトレードをするのが大切な資金を増やすのに重要な内容ですが、多くの場合が逆の損大利小と誰も願わないトレードしてしまう傾向がると説明しました。
理由については、プロスペクト理論を勉強してみて下さい。
その損小利大で、非常に役に立つツールがこの移動平均線です。多くの場合は、レートの変化や金額の増減で感情が揺さぶられしまいまだ、伸びる相場で、利食いをしてしまい利益を伸ばせないことが度々起こります。
それを未然に防ぐ方法の一つがこの移動平均線を利用する手法です。
上のチャート見て下さい。先週のトレードですが、エントリーポイントは、寝坊で遅れてしまいまいあまりよくないエントリーポイントでしたが、予想以上に伸びてくれたので、大きく利益を伸ばせました。
もちろん、色々なエントリーポイントはありましたが、出るタイミングですね。
どんなに方向性が正しくても、チャートは、必ず上下します。
その上下したレートに感情を揺さぶられてまだ伸ばせるのに、慌てて利食いしてをしまうことが度々あります。
ここで移動平均線を使えば、ここで反発するポイントまで利益を伸ばせることが容易になります。
この手法は、僕が利食いポイントして利用しています。
(但し、あまり伸びないポイントでエントリーしている場合は、5分足など、下足でトレードする場合があります。)
日足、4時間足にトレンドが逆らっている場合など。
移動平均線のまとめ
移動平均線は、基本的にダウ理論に基づいているので、相場の方向性を確認することができる。
移動平均線は、損益分岐点なので、簡単にその相場が買いエリアなのか、売るを考えるエリアなのかわかる。
ダウ理論と同じなので、トレンド転換のポイントを掴みやすい。
利食いポイントに最適なツール
是非皆さんのトレードに取り入れてもらえれば、成績が向上します。
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