水平線に引き方について
ここでは、テクニカル分析で欠かせない、水平線の引き方について説明して行きます。
まず理解しないといけないのは、なぜ水平線が機能するのかということです。
FXのチャートは、多くのトレーダー参加者の売り買いで成り立つています。
その多くのトレーダーたちが意識しているのがこの水平線になります。
実際にチャートを参考にしていくと、抵抗線で、何度も反発しているのが理解できると思います。これは、トレーダーが
目安になる水平線で、売りのポジションのトレーダーが決済ポイントして買いで注文が入るのと、ここで反発を期待して
買いの注文が入るためにこのような現象が起こります。
上の図を見ると、抵抗線がブレイクアウトしています。その後、その水平線がサポートされます。
これは、抵抗線がブレイクすると、抵抗線からの値下がりを期待したトレーダーやそれまで含み損を抱えたトレーダーが
損切りをするために、買い注文が入ります。その為、瞬間的にレートが上昇します。
その買い注文がなくなると、調整されてレートが戻ります。その後、先ほど目安になっていた抵抗線で買い注文がさらなる
上昇を期待して買いの注文が入ります。
まずこの原理を理解して下さい。車の運転で言えば、信号の青になれば進めますが、赤になれば止まるような原則のようなものです。(あまり深く考える必要はないです。)
水平線の引き方について
水平線の引き方についてですが、基本的に、起点になるポイントに線を引いて行きます。
ダウ理論で説明したように、目線の転換になるような場所は、多くのトレーダーがポジションのオーダーをが入りやすく
大きな動きになりやすいでチャンスになります。
上のチャートのように、最低でも2回以上サポートされている場所に水平線を引くことができます。
あまり、意識されていないところは、水平線を引くことができません。(サポートされていない=意識されていない)
目線の切り替えポイントには必ず線が引ける
上の図のように、目線の切り替えポイントでは、必ず線を引くことができます。
ここは多くのトレーダーが意識している為に、機能しやすいポイントになります。
なぜそうなるのかは、水平線の使い方を勉強してみて下さい。
水平線が機能しない?
ここまで説明してきましたが、水平線が機能しない場合があります。
これは、1時間、15分、5分と下足になればなるほど、弱い傾向があります。
しかし、上足(4時間、日足、週足)だと全然機能していない場合がよく見られます。
上のチャートは、日足で表示しています。
矢印水平線は、まったく機能していないよう見えます。
4時間で見ても、全然機能していないように見えます。(😂😂😂)
15分足で見ていくと、しっかりと機能しているのが分かります。ですので、上足で機能していないように見えても、
下足で見ていくと機能している場合がありまうので、必ず下足で確認しましょう。
引いた水平線を消す場合
引いた水平線を消す必要がある場合があります。
私の場合は、毎日の環境認識で線を引き直しますが、そのまま引いた状態で取引しても大丈夫です。
しかし、引いた水平線が残るとよくごちゃごちゃして、わからなくなることがあります。
上の図のように、水平線が全然機能していない場合は、消した方が、分かりやすくてお勧めです。
水平線の使い方はこちらで紹介してますのでかならず確認して下さいね。
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